毒親について①過干渉(先回り)

こんばんは、

心理療法カウンセラーの森口です。

ご訪問いただきありがとうございます。

 

 

生きづらさを感じている方の中には、

親に必要以上に過度なコントロールをされて育った方が少なくありません。

 

もちろん、親子の間では最低限必要なコントロールもありますので、

何歳になってもコントロールによるコミュニケーションが日常化しまうのが毒なのです。

 

その時はコントロールされているとは思っていない場合が多いし、

親の方もコントロールしていることに気づいていない人も多いです。

 

悪気なく、良かれと思って、子どものためにと、

信じてやっていることがコントロールになってしまった。

という場合もたくさんあります。

 

無意識にそうなってしまうので

厄介だし、気づくのも難しいです。

 

悪気はなくても、知らなかったとしても、

子ども側からみると、必要以上のコントロールは毒です。

 

コントトールの中にも、

分かりやすいコントロールと、分かりづらいコントロールがあります。

 

「暴力、虐待のように恐怖で支配する」もの、

これは子どもに毒になりそうだと分かりやすい。

恐怖による支配(コントロール)も大きな傷つき体験です。

丁寧な手当てが必要です。

 

それから、

「過干渉のように先回りするもの」や、

「条件つきの愛情しか与えない」など、

これは毒になるとは分かりづらいコントロールです。

 

先回りって、子どもが困らないために、

子どもが辛い思いをしないように、

子どものために、、という名目で、

子どもの経験を奪っていくもの。

 

心配して、「あーしろ」「こーしろ」と、

手出し、口出しが多かったり、

親の引いたレールの上を歩かせたりします。

 

子どもが自由に自分で選ぶことがとっても少ない。

失敗から学ぶことや、

自分で解決する力を養うことや、

色々な感情を経験し、自分の情動を自分でコントロールする力を養う機会を

奪ってしまいます。

 

転んだ時に自分で起き上がることが出来なくなってしまうのです。

心が折れることは生きていれば誰にでもあるので、

その時にどうやって立ち上がるか、

そのスキルを身に付けることが出来ないのです。

 

たとえ、ある程度の年齢まではうまくいったとしても、

社会に出て、自分で何とかしなければならない場面になった時、

自分で選んで、行動して、結果を引受けていく場面になった時、

経験が少なくて養えていないことが多いと、

上手くいかないことが増えてくるし、

生きづらさを感じるようにもなる。

 

自分はダメだと責めることが増えて、

辛くなっていきます。

 

 

過保護や過干渉を愛情だと信じている方も多いですが、

でも、

よくよく掘り下げてみると、

子どもが失敗することで親の自分が責められるのが嫌だったり、

子どもが辛い思いをすると、親の自分も辛くなるからそれが嫌だったり、

子どもを通して親自身が認められたかったり、

子どもの評価を親の評価とつなげたり。

 

過干渉を子どものためではなく、

親自身のためにやっているという場合もあるのです。

 

それは、親が嫌な気持ちにならないために、

子どもを自分の思うようにコントロールしてしまっているということになります。

 

そして、

自分の考えが正しいと決定付けていて、

それを子どもに押し付けてしまっているということになります。

 

 

こうした方がいい。こうあるべき。という考え方は、

たくさんの中の一つの考え方でしかないと思うので、

正しいこととして押し付けなくてもいいのでは?

ある程度考えられる年齢になったら、

子どもの気持ちに寄り添って考えてみるのも良いのでは?

 

多数派は強いので、

多くの人が持っている考え方が正しいことにされがちですが、

世の中にはいろいろな考え方があっていい。

皆、違ってもいい。

そんな考え方もありではないかと思うのです。

 

 

子どもは、

「こうした方がいいよ」「こうしといたからね」

「あなたのためよ」と言われると、

自分を思って言ってくれているのだから・・と、

親の言うことを聞きます。

 

その時に、

何かざわざわしても、嫌な感情が湧いても、

どうしてそんな気持ちになるかわからず、

また、嫌な感情が湧くこと自体がダメなことなんじゃないか、

と、自責や罪悪感が湧くこともあります。

これがコントロールされる瞬間です。

 

親の愛情を素直に受け取れない自分が悪。そう思ってしまうことが、

そう思うようにコントロールされているということです。

言うことを聞くのも、行動をコントロールされているということ。

 

 

なぜなら、

そこに子どもの気持ちは一ミリも反映されていませんから。

子どもの気持ちは無視され、置き去りにされていきます。

本当はどうしたいか、

どう感じているのか、

その思いは自分の心の奥に沈んでいきます。

 

自分の気持ちを無視されているので、

ざわざわしたり、嫌な気持ちが湧いて当然なのです。

 

親に無視された気持ちは、自分でも無視するしかなく、

親に尊重してもらえなかった気持ちは、自分自身でも尊重できず、

自分の気持ち自体もだんだん分からなくなっていく。

自分を大切に扱うことが学べません。

 

 

正しさだけを求めて、

自分の気持ちに自信が持てないので、

どんなに考えても分からない人の気持ちばかり考え、

自分の気持ちは置き去りにするという生き方しかできなくなってしまう。

 

それはとても苦しい生き方です。

 

心身ともに疲弊し、

対人関係にも上手いかないことが増え、

上手くいかないことで更に自分を責め、

気持ちのエネルギーは低下し、

辛い感情が湧きやすくなり、

自分を否定し嫌いになっていく。

 

そんな負のスパイラルに突入していきます。

 

コントロールによるコミュニケーションは不健全です。

 

コントロールしてしまう人は、

コントロールされた経験があるからかもしれません。

コントロールがコミュニケーションの形だと

無意識に学んでしまっている場合があります。

 

 

自分がコントロールされていたかもしれないと知ることは、

親を責めることが目的ではなく、

知って、気づいて、生きやすさにつなげることが目的です。

 

今の自分の状態を知り、

コントロールするコミュニケーションから

自分も相手も尊重するコミュニケーションに変えていけたら、

自分の気持ちに気づいて、自分の感情を尊重出来る自分作りができたら、

楽に生きられる可能性は高まります。

 

 

コントロールされていたかも・・?

そう思いあたることがある人は、

お話しに来てください。

 

 

いつからでも、

自分の在り方を変えることは可能です。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

心理療法カウンセラー 森口瑞恵(もりぐちみずえ) アダルトチルドレン、生きづらさ等から脱出し、人も自分も大切にする方法を身に付けながら、自ら輝き、自分らしく生きる力を発揮するための心理支援をおこなっております。 現在、心身に症状のある方には、身体と心のつながりを大切に考えながら必要なケア方法をお伝えして参ります。