「自分の人生を生きること」とは? ~ユタと不思議な仲間たち、進撃の巨人、ビューティフル・ボーイ~

 

こんにちは、

カウンセリングルームほほえみの心理療法カウンセラー

森口瑞恵です。 

 

私は舞台や映画の鑑賞も読書も大好きなので、

それらから学んだり感じたりすることも多いです。

 

 

●生きていること、命の尊さを改めて思った

劇団四季のミュージカル「ユタと不思議な仲間たち」

  
生きたくても、生きることが叶わなかった

子どもの精霊「座敷わらし」が、

生きていることそのものの素晴らしさや、

命の大切さを優しく教えてくれる

心温まるファンタジー。

  

座敷わらしの

「生きたかったなぁ、生きていられたらなぁ」

という思いに、涙が出ました。

  

生きている子どもを助け、

応援する座敷わらしたち。

  
自分たちの願いが叶わなかった悲しみや

悔しさを抱えながら、

人を思いやり応援する姿に、

切ない気持ちや温かい気持ちも湧いて、

複雑な感動がありました。

  
こういう気持ちになる舞台はあまり観た経験がなく、

この機会をもらえたこと、

出会えたことを心からありがたく思いました。

  

自分がいっぱいいっぱいになったときも、

しんどいときも、

存在そのもの(命)の尊さは

忘れずにいたいと思いました。

  
命があることを当たり前だと思わずに、

与えてもらった命を

どうやって生き抜くかを考えたいと思いました。

  

人には、

死にたくなるほど追い詰められることも、

生きる意味がわからなくなることも、

生きる価値がないように思ってしまうことも

あるのだと思います。

  
私は仕事でそういう苦しい時期を過ごしている方と

接することも多いですが、

生きたい気持ちや

生きるためのエネルギーが弱くなっているときは、

その時の気持ちも大事にしながら、

どうしたら生きようと思えるかを

一緒に考えたいと改めて強く思いました。

  

  

    

    
●苦しみ葛藤しながらも自分の人生を生き抜いていく

映画「ビューティフル・ボーイ」

    
薬物依存から抜け出すために、

悩み苦しみながら奮闘する親子の物語で実話です。

  

何かに依存するとき、

最初は満たされない心を満たすためのものだったりする。

  
薬によって味わった、

その満たされた感覚がほしくて

繰り返しているうちに、

身体も脳も薬の影響で変化してしまう。

自分の意思ではやめられなくなってしまう。

過剰摂取で亡くなる人も多いそう。

  

物語の終盤には、

とても苦しい中でも、

本人の生きようとする力や

人生を諦めたくないという思いを感じました。

  
親の諦めずに寄り添おうとする姿も、

大きな生きる力になるのだと思いました。

  

親の注ぐ愛情の形と

子どもが欲しいと思う愛情の形が違うと、

子どもは愛されている実感が持てずに

満たされない感覚が強くなることがあります。

  
すれ違ってしまってお互い辛くなる。

親に無条件に愛されていると実感できることは、

とても大きな救いになります。

 

この物語の主人公は、

優秀でいい子の自分しか愛してもらえないのではないか、

そんな怖れが常にあって、

いい子でいるように管理され、

コントロールされているように感じ、

いつも息苦しく、窮屈に感じ、

辛かったのではないかと思います。

 

親はそんなつもりは無くて、

無条件に愛していたのかもしれない。

でも、それがうまく伝わらずに

お互いが辛くなってしまったような・・

 

でも、見捨てることなく支えてくれた親を見て、

無条件に愛されていると感じることが出来たのかもしれない。

そんな風に思いました。

    

主人公は、現在は薬を使わずに生きられているようで

ご本人とご家族の並大抵でない努力と覚悟、

諦めずに生きようとする強い力を知りました。

  

満たされない心の苦しさも、

薬の怖さも胸に迫ってくる映画でした

  
  
薬物に限らず何かに依存する場合は、

満たされない心や傷ついた心が元の問題であり、

依存対象物はその問題の苦しみから逃れるため

手段になっていることが多いと思います。

  

なぜ心に穴が空いているような

空虚な感覚を持っているのかを知り

満たされない心の元にある傷を癒して、

自分で自分の心を満たすための

健全な方法を知りながら、

自分の心も身体も大切にしていけたらいいなと思います。

  

過食、買い物、異性、セックス、

アルコール、薬など、

何かに依存し、

一時的な満たされ感を得ることで、

自分の中にある根本的な問題と

向き合えずにいるとしたら、

それは結果的に自分の心を無視していることになってしまい、

ずっと苦しさはついて回り、依存は続いてしまいます。

  

勇気を出して自分の本当の心を見てあげたい。

満たされない心を知って、

自分のためにできることをしてあげたい

  
ひとりでは向き合う勇気が出ないときは、

身近な人でも専門家でも頼っていいのだと思います。

諦めずに一緒に考えてくれる人を探し続けてほしいです。

 

  

  

  

  


●理不尽で残酷な世界で人間らしく生きようとする

漫画、アニメ「進撃の巨人」

  

貧困、迫害、権力と支配などの社会問題や、

人間の内面、思想、価値観についてなど、

様々なテーマや背景があって

とても深い物語だと思っています。

  

人類がずっと繰り返してきたことについても

深く考えさせられます。

  
エンディング曲の歌詞にもありましたが、

自分達の権利や自由を求めて

何かを奪うことがあれば、

奪われた側はまた奪い返そうとする

  
争いや憎しみが果てしなく続いてしまう。

  
でも、奪われた当事者になれば、

その感情をおさめて許すことは

ても苦しく難しいのだと思います。

  
それぞれが痛みや傷を抱えながら、

生きるために戦い続けるのはどれだけ苦しいのだろう?

  

理不尽で残酷な世界で、

人間らしく生きようとする彼らの姿は、

たくさんのことを教えてくれる気がします。

  
それぞれの抱えている傷や思いも、

これからどうなっていくのか、

とても興味深いです。

 

皆違う力があって支え合えるのだから、

ひとつのことで比べて優劣をつける必要のないことや、

生まれたときからすべての人が特別で

大切な存在であり、

自由でいいということも伝えてくれる

すてきな物語。

 

    

いよいよ、

アニメ「進撃の巨人season3 part2」が始まります。


切なくなったり、感動したり、

気持ちが忙しくなりそうです。

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

心理療法カウンセラー 森口瑞恵(もりぐちみずえ) アダルトチルドレン、生きづらさ等から脱出し、人も自分も大切にする方法を身に付けながら、自ら輝き、自分らしく生きる力を発揮するための心理支援をおこなっております。 現在、心身に症状のある方には、身体と心のつながりを大切に考えながら必要なケア方法をお伝えして参ります。