怒りもイライラも大事な気持ち

こんにちは、心理療法カウンセラーの森口です。

ご訪問ありがとうございます。

 

感情の中にはイライラや怒りという気持ちがあります。

例えば、

少しの事でもイライラして、子どもや配偶者、恋人などにあたってしまう。

いつもイライラしていて、他人の些細な行動にも怒りを感じてしまう。

何で自分はこんなにイライラしてるんだろう。

何で自分は感情のコントロールが出来ないんだろう。

何であんな些細なことで激しい怒りが湧いたんだろう。

自分はどこかおかしいのではないか・・何で?何で?・・

そんなふうに苦しい想いを抱えている方がいます。

 

怒りは二次的な感情だと言われています。

元には深い悲しみや傷ついた気持ちがあります。

怒りが自分の中に大きくあるということは、

それだけ傷ついた気持ちが消化できずに「今も在る」ということです。

悲しみや見捨てられ不安、傷つき体験、

悔しさ、むなしさ、絶望、喪失、不信感、無力感などなど・・

怒りの裏側に、元にはどんな気持ちがあったのか・・

その気持ち達を我慢して自分の心の奥にしまい込んで、ふたをして、

無かったことにしようとしたり、

過ぎたことにしようとしてこなかったでしょうか?

一人で抱え込んで、自分だけで我慢しなかったでしょうか?

 

怒りを小さくするためには

それらの感情に焦点を当てて、心のてあてをしていくことが必要です。

どんなに昔の事だったとしても。

 

思い出したくないと思うこと、

思い出したときに嫌な気持ちが一緒に湧いてくること、

これらの出来事は、自分の中では過ぎたことになっていません。

まだ昨日の出来事と一緒なのです。

 

 

昔の事だから忘れなきゃ・・とか、

いい加減こだわるのやめにしなきゃ・・とか。

そう思っている間はずっと追いかけられてしまいます。

 

一度立ち止まって振り返り、向き合い、きちんと手当てしてみるのも一つの方法です。

自分のこころ、気持ち、大事に扱ってあげてほしいです。

 

たとえ怒りに変わっていなくても同じです。

思い出すのが苦しい出来事があるということは、

その部分を手当てする必要があるということ。

 

自分の心を大切に扱ってみよう。

自分で出来る限り手当てしてあげよう。

そんな風に思えた時は是非ご連絡ください。

 

カウンセリングは心身に症状のある方だけのためのものではありません。

自分にとって辛い記憶を持っている方、

親との関係に息苦しさを感じている方、

人間関係がどうもうまくいかないと感じる方、などなど・・

自分が生きづらいと感じたら、心を大事に扱ってあげましょう。

 

 

自分以外の他人がどう思うかではなく、

自分がどう感じるかが大事なこと。

自分で選んで決めて、行動に移してみよう。

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