こんにちは、
心理療法カウンセラーの森口です。
最近、実体験を元にした認知症についての絵本に出会いました。
主人公の気持ちの流れがよく分かります。
今、実際に認知症のご家族を抱えている方も、
これから経験するだろう方にも、
ヒントになったり、知れたりする
素敵な絵本だなと思いました。
カウンセリングを受けられている方の中には
両親の介護で辛い気持ちを抱えている方も
何人もいらっしゃいます。
介護する立場の方にどうやって気持ちの余裕を作っていくかが
大きな課題になります。
辛い本音を、
たまった我慢や不満を
吐き出すことも大事なことの一つです。
自然に発生する感情をなかったことにしようとしても
それは無理なこと。
発生したものは確かにあるものとして、
認めて感じで吐き出していくことが大事です。
考えなければいけないのは、
その気持ち達を吐き出す場所です。
我慢していると、
介護される立場の方に対して爆発してしまうので、
安全で安心して本音を話せる他者に吐き出せたらいいなと思います。
身近にじっくり聴いてくれる人がいないと感じる時は、
カウンセリングも一つの選択肢に入れてみてください。
気持ちを吐き出したうえで、
その時々で出来ることを提案させてもらったり、
一緒に考えたりしていけたらと思います。
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