人それぞれの価値観

 

こんにちは、

心理療法カウンセラーの森口です。

ご訪問ありがとうございます!

 

 

考え方、ものの見方、捉え方など、

人はそれぞれ持っている価値観があり、

それによって感情が生まれます。

 

なので、

生きづらさを感じていたり、

今まで上手くいかないことが多いと感じていたり、

辛い気持ちになることが多い気がするという場合は、

考え方や捉え方を変えてみようとするのも

ひとつの方法です。

 

そうすることで感情も自然に変わることが多いからです。

 

 

自分の思考は

「変化させたい、

選択肢を増やしたい、

変化させよう」と思えば

誰でもいつからでも選び直せるものです。

 

 

もちろん、

大事に持っていたいと思うものを

手放す必要はありませんので、

自分で自由に選ぶことが大切です。

 

今までの経験とその経験から学んだこと、

信じ込んだこと、思い込んだことなどから

自分の価値観はできあがっていきます。

 

 

でもそれが

絶対的に正しいということでもなく、

一生変えられないものということでもなく、

あくまで多くの中のひとつの考え方でしかない

ということだと思うのです。

 

 

もし自分の考え方を

絶対変える気はないという場合は、

感情だけを変えることは難しいです。

 

 

ひとつの出来事に対して

どう捉えて

どう感じるか、

人によって違いがあります。

 

 

捉え方、考え方は変えられる部分なので、

自分が何を望み、何を優先したいか、

大事にしたいものは何か、で、

考え方も自分で選択して

自らの人生をつくっていく

ということだと思います。

 

 

何より自分の価値観を大事にしたいときは、

それによって自然に発生する感情を

止めることはできませんので、

感情を受容する練習をします。

情動をしずめ、コントロールしていく練習です。

 

 

逆に、日常の中で発生する気持ちを

今までより楽にしたいときは、

習慣づいたものの見方を

変化させるための練習をしていきます。

 

考え方や捉え方の選択肢を増やしたい等、

心から自分の内面に変化を望む場合は、

自分以外の人の話を一回受け取ってみて

一応選択肢に入れてみて

それから自由に選択することができるといいなと思います。

 

自分の範囲外の価値観を一旦受け取るという、

そのような柔軟さや素直さは

とても大きな力なので、

そういう方は変化も驚くほど早いです。

 

 

逆に、

内面の変化を望んでいると言いながらも、

「それは違うと思う、それは無理、

しっくりこない、でも、だって、

考え方の問題じゃないと思う」など、

自分の価値観の範囲外は受けとることがなく、

決めつけや否定ばかりのお話が続く場合は

なかなか進みません。

 

どちらが良いとか悪いとかそいうことではなく、

否定が強く続く時というのは、

心の奥では変わりたくないと反発しているということですし、

信じている価値観があって、

それ以外は受け入れたくないのですから、

自分の信じている道を生きていっていいのです。

 

もしいつか、内面の変化を望む気持ちが強くなったときが来たとしたら、

そのときにまた考えてみても良いのですから。

 

そこには善悪も、正誤もないと思うので、それぞれ違っていいのだと思います。

 

その場合に必要になるのは、

変わりたくないという本音が心の奥にあることを、

自分が認めてあげることと、

 

自分の考え方が正しいと思っていることを

認めてあげることなのだと思います。

 

拒絶感が強いときというのは、

自分の中に今のままでいることのメリットがあるものです。

 

潜在意識はもともと変化を嫌うという

特徴もありますので、

多少の反発があるのも自然なことです。
 

何を選択するにしても、

自分の内側に意識をむけて、

心の奥の本音を知ってあげることが大事。

 

そのうえで自分の信じる道を生きていけたら

それで良いのだと思います。

 

考え方や捉え方を

今までと変えてもいいし、

変えなくてもいいし、

自分がどんな人生を送りたいかで

自由に決めていい。

価値観はそれぞれ。

 

思考パターン、思考習慣、思考くせを変化させたい、

考え方の選択肢を増やしていきたいという方は、

気楽にお話しに来てみてください。

方法を知って、練習して、少しずつ自分のものにしていくことが可能です。

 

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