こんにちは、
カウンセリングルームほほえみの森口瑞恵です。
ご覧いただきありがとうございます。
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心と身体のケアを大切にし、
心身のバランスを整え、
自ら輝く力と、人も自分も大切にする力を。
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ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」の9話を観て、
改めてちゃんと悲しむことの大切さを感じました。
「もっと早く、ちゃんと悲しめばよかった。」
「もっと早く、一緒に泣けばよかった。」
ドラマの中にそのような会話があったと思います。
悲しくて当たり前。泣いていい。悲しんでいい。
そうやって繰り返しちゃんと悲しんでいくことで、
深い悲しみも、少しだけ抱えやすい形になっていくのだと思います。
深い悲しみが伴う出来事が起こったとき、
多くの人が後悔や罪悪感、自責の念を同時に感じます。
それらの複雑に絡み合った感情は自分を傷つけてしまい、
さらに悲しみは深くなり苦しくなっていきます。
その感情達と向き合うのはあまりにも辛くて、
意識を逸らして感じないようにしたり、
見ないようにして心を守る時期もあると思います。
償おうとする行為で救われようとすることもあるかもしれないし、
それでも自分を責め続けてしまうこともあるかもしれません。
でもいつか、心の奥に確かにあり続けている悲しみに、
目を向けてあげる日がくるといい。
ちゃんと悲しめる日が来るといい。
ずっと心の奥に閉じ込めていると、
ずっと苦しいまま、未消化の感情は、
だんだん怒りにもかわっていくし、
辛い頑張りをし続けることにもなってしまう。
辛いときは辛いと言って泣く。
悲しいとき、さみしいとき、悔しいとき、
どんな時もその感情が確かにあることを認めて、
自分の気持ちは自分がちゃんと感じてあげたいです。
人には様々な感情があって、
自分の本当の気持ちを認めることが、
簡単じゃない時もあるけれど、
そんなときは、
認めたくない自分がいることに気付くことができればそれでいい。
それが向き合っているということだから。
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