こんにちは、
カウンセラーの森口です。
御覧いただきありがとうございます。
心の余裕がないときとは?
心に余裕が有るか無いかで、
イライラの度合いや、気力が湧くか、などが変わってきます。
「心に余裕が無いとき」というのは、
「心がいっぱいいっぱいだ」ということ。
なぜ、いっぱいになるのか?
それは、ストレッサーとなる出来事、きっかけがあり、
それによりストレスとなる負の感情や感覚など、
自分の感じたものが消化出来ずに溜まり続けるから。
自分の中に、未消化のものがいっぱいあるということです。
そしてひとつのきっかけや出来事があると、
その後も頭の中で繰り返しそのことを考えてしまうこともあります。
実際に起きたのは1回だとしても
頭の中でぐるぐると無意識に考え続けることで、
さらなるストレスにさらされることになります。
何度も嫌な気持ちが湧く。
その気持ちも心に蓄積されていきます。
未消化の感情が増えていくので、
心のいっぱいいっぱい度は更にあがります。
心がいっぱいいっぱいの状態のときは、
ストレスホルモンが過剰に分泌し、
脳や心のエネルギーが消耗し、
心身ともにかなり疲弊します。
この状態は、
心のゆとりの欠乏、脳のエネルギーの欠乏、
「欠乏状態」ということになります。
欠乏状態になると?
欠乏状態に陥ると
様々な症状が出てきます。
例えば、
・イライラしやすくなる
・判断力が低下する
・ネガティブな思考に引っ張られやすくなる
・視野が狭くなり、選択肢が狭まる
・ミスが増える
などなど、、
上手くいかないことが増えるので、
負の感情も湧きやすくなり、
更にエネルギーが低下するという
負のスパイラルに巻き込まれます。
負のスパイラルに巻き込まれると、
そこから抜け出すのに一苦労します。
心がいっぱいいっぱいになりやすい状態は?
いっぱいいっぱいになりやすい状態とは、
例えば、
•思い出したくないと思うことがたくさんある
•ぐるぐると嫌なことを考え続けてしまう
•感情を表現することが少ない
•人の顔色をうかがって気を使う
•人にどう思われているかが不安
•我慢することが多い
•わかってほしい、認めてほしいとよく思う
•トラウマがあると思う
•現在ストレスの多い環境にいる
(仕事、人間関係、お金、衣食住など)
•「無い」ベース
自己否定気味で、できない感、持っていない感、「無い」に注目している状態
心の余裕がある状態を保ちやすいのは?
逆に心の余裕を保ちやすい状態とは、
例えば、
•感情を消化する術を知っている
•自分の気持ちがよくわかる
•自分で自分を認める、信じる、愛する力が強め
•自分で自分を喜ばせることが日常的
•「有る」ベース
自己受容力、自己重要感有り
あるもの、持っている力に注目できる状態
欠乏状態に陥らないために
欠乏状態に陥らないためには、
●脳や心のエネルギーの消耗を抑えること
●そして、エネルギーを充電すること
消耗を抑えるために
起きた出来事は変えられなくても、
その時に発生した感情や感覚は
小さくしたり、消化したり、形を変えることが可能なので、
感情と向き合うこと、扱い方を知って練習することで、
ぐるぐる考えてしまうことも減らせたり、
消耗を抑えることが出来ます。
今のことだけではなく、
今までの人生の中で
自分にとって過ぎたことになっていないこと
それらを本当の意味で過ぎたことにしていくことが
心の余裕にもつながります。
充電するために
消耗を減らして、充電を大切に考えます。
充電とは、休息や睡眠もひとつ。
あとは、
自分で自分のご機嫌を取ろうとすること。
自分が喜ぶこと、心地良いと思うこと、
ホッと一息つくような時間など、
自分を労り、優しくする時間を持つことです。
そして、
自分の習慣づいた思考のパターンを
少し変化させることでも
消耗を抑えることが出来るようになります。
消耗を抑えることも、充電することも、
自分で自分を何とかしてあげようとする気持ちが必要です。
取り組みたいと思ったときが
自分にとってのタイミングです。
欠乏状態に陥ったときは?
イライラしやすくなっているときは、
欠乏状態かも?と、自分を観察できると良いのですが、
渦中にいるときは、
自分ではなかなか気づけないことも多いです。
身近な人と伝えあうのも一つの方法かなと思います。
周りの人は客観的に見ることができるので、
気付きやすいと思います。
「最近あんまり余裕が無い感じ?」と、
聞かれたら、ハッと気づいて、
そうかも。欠乏状態かも。と自覚できます。
欠乏状態に気付いたら、
心に余裕を作るために
まずは今の自分の状態を知って
できることを明確に。
ストレス源、ストレスとなっている思考と感情、
それらがわかったら、
頭を整理して、
感情と向き合って、
感情を扱いやすい大きさにするための作業を
実践しながら自分のベースを整えていきます。
そして、充電をしながら、
エネルギーを再び蓄えていきます。
心がいっぱいいっぱいのときは、
抜け出したくてもなかなか難しいもの。
負のスパイラルにはまってしまうと、
わかってても連鎖を切れずにしんどさが続いたりします。
ひとりでは抜け出せないと思ったときは、
一緒に今できることを探しましょう。
「イライラしやすい」
「どうにもできない感がある」
「こうするしかないと思う」
「どうしたらいいか…困る」
「そして、焦りと不安がある」
これらの考えや気持ちが湧くときは、
いっぱいいっぱいの兆候あり。
今の自分の心の余裕はどのくらいあるだろう?
数値化するとしたら何%くらい余裕があるだろう?
自分の心をイメージしながら客観視してみると、
何か気づくことがあるかもしれません。
ほほえみ カウンセリング メニュー・料金
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心と身体のケアを大切にし、
心身のバランスを整え、
自ら輝く力と、人も自分も大切にする力を。
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