こんにちは、
心理療法カウンセラーの森口瑞恵です。
ご覧いただきありがとうございます。
自分のことをどんな人間だと思っているだろうか?
誰もが持っているセルフイメージ
人は様々な経験とともに、
自分へのイメージと、
世の中へのイメージが作られていきます。
自分で自分をどんな人間だと思っている?
このセルフイメージ(自己イメージ)が
自分の人生に大きな影響をもたらします。
セルフイメージは
自分の人生をどのようなものにするかを決定していく
大切な要素のひとつ。
セルフイメージ(自己イメージ)
が、自分自身を創っていく。
人はそのくらい思い込みに左右されているということになるかと。
誰でも自分という人間に対してのイメージを持っています。
例えば
私は緊張しやすい人間です。
私はダメな人間です。
私は人懐っこい人間です。
などなど…
このセルフイメージが
自分の人生を作っていくための
大きな要素のひとつです。
人との関わりにも
かなり影響がもたらされると思います。
セルフイメージは経験とともに
自分の中に定着していきます。
その後は定着したイメージを確認するように、
やっぱりそうだ。やっぱり自分はダメだ。
どんどん、ダメな自分というイメージが強化されていきます。
そもそも、
最初にセルフイメージはどうやって作られていくのか?
セルフイメージはどのようにつくられる?
例えば、
子供の頃の経験で感じる
孤独感、無力感、不安、恐怖などは、
何度も繰り返されると
大人になっても影響が残る場合があります。
子どもの頃は
ひとりで生きられないし、
できることも少ないので、
例えば
泣くことしかできない
耐えることしかできない
どうすることもできない
何もできない
守れない
そう思った経験があるとしたら、
そう思ったときには、
すでに恐怖と不安に耐えていて、
同時に孤独感と大きな無力感に覆われます。
無力な自分には価値が無い…と、
そうも思う子もいるかもしれないし、
情けなさや恥が発生する子もいるかもしれません。
ちゃんと言葉にはならなくても、
感覚として感じるのです。
きつい感情や感覚が幾重にも重なっていることもある。
例え無力感が発生したとしても、
本当は、
全然無力ではなく、
とても大きな生きようとする力を使って
その時を生き延びているのですが…。
でも、そう感じてしまう。
発生した無力感は、
とてもとても深い感情で、
自分の力を奪ってしまう。
大きく深い感情と感覚。
それが凍りついたまま
自分の心の奥に残ると
トラウマとなり、
「何もできない無力な自分」という
セルフイメージが
すり込まれることがあります。
セルフイメージは、
自分の前提となるもの。
前提とは、
絶対的だと信じているもの。
絶対的で、
そう信じ込んでいるので、
前提を確認するように
イメージに沿った現実が
目の前に現れたときに
そこに注目します。
それ以外は注目せずに
スルーされやすくなります。
そして、注目した部分を見て
やっぱりそうだ。と、
前提が強化されます。
身についたセルフイメージは
そのくらい強力です。
でも、そもそも、
最初にできたセルフイメージが
事実ではないことがある。
「できない無力な自分」
そもそもこれが事実とは違っていた。
としたら?
そう考えてみると、
自分を見る目が少し違ってくるかもしれません。
誰でも、できることもあるし、できないこともある。
どっちもある。
無力感が発生したとしても、
それは感覚や感情の話であって、
本当に無力な人間という訳ではありません。
前提を疑い、事実を見直す。
そうすることで、
人生が大きく変わったりもします。
セルフイメージ、
世の中へのイメージ、
自分の中にある前提には
どんなものがあるでしょう?
それは本当に客観的に見ても
事実なのでしょうか?
イメージの例
例えば、
傷ついた経験から
世間に対するイメージとして、
「人は信用できないもの」
という前提が自分の中に作られたとしたら、
誰も信用できずに
孤独や不安を感じることが多くて
しんどいかもしれません。
実際はどうなのでしょうか?
「信用できる人もいるし、信用できない人もいる」
でしょうか?
そう思えたらいいけれど、とてもそうは思えない。
傷ついた経験があるから・・
イメージ・前提を見直すためには?
傷が癒えないと、
前提を変えるのも難しく感じるかもしれません。
その場合は、
傷を癒すことが先決で、
それから世の中へのイメージや自分へのイメージを
見直してみるのもあり。
前提が変わると、
見方が大きく違ってきます。
見方が変わると、
感情は全く違うものになったりもします。
自分の前提となっているもの、
それにはちゃんと理由があります。
傷ついた経験が関わっている場合も少なくありません。
子どもの頃に教えられたこともあるでしょう。
自分にとって良いものもそうでないものもあるかもしれません。
自己肯定感が低いと感じる場合、
自分に自信がないと思う場合は、
まずは前提が出来たときのことを振り返り、
自分の中に在り続けていた傷を癒して、
それから、
前提を見直してみるのもありかもしれません。
まずは、自分が自分をどんな人間だと思っているか?を自覚して、
そう思う理由、根拠を考えて、
他者から見ても、客観視しても、
事実なのかどうか?を検証してみるのはどうでしょう…
そのうえで、
傷の手当てが必要なら手当てする。
ひとりでやると主観が入ってくるので、
第三者と取り組んでみると良いかもしれません。
身近な人とでも良いし、
カウンセリングでも良いし、
やりやすい人と。
自己肯定感を高め、
自分に自信を持ちたいと願うときは、
自分の内面を知るとともに、
客観視する力も育んでいきたい。
セルフイメージはあくまでイメージであって
事実ではないことが多いことを
知っていてもらえたらいいなと思います。
思い込んでいるだけ。
信じ込んでいるだけ。
そうだとしたら、もったいない。
セルフイメージによって
思うような人生を送れていないとしたら、
それはもったいないです。
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