前向きに生きたいときはどうすればいい?

  

こんにちは、

心理療法カウンセラーの森口です。

御覧いただきありがとうございます。

  

  

前向きに生きるにはどうしたらいいだろう?

そもそも前向きに生きなければいけないのだろうか?

自分はどう生きたいのだろうか?

生きることそのものに前向きになれない・・

  

それらを考えているときは、

何かしらの辛さやしんどさを抱えているのではないかと思います。

  

まずはその辛さやしんどさを軽減することで、

自然に前向きな気持ちになることもあるし、

少し辛さを軽減したうえで

どう生きたいかを考えても良いのかもしれません。

  

  

前向きに生きるためには?

  

  

  

無理やり頑張って前を向こうとするよりも、

心の手当てをすることで、

自然に前を向けるようになるという流れが

無理のない進み方ではないかと思っています。  

   

気持ちにふたをして

何とか前を向こうとすることと、

気持ちと向き合い、整理して、

本当の意味で前を向けるようになることとは、

同じ「前を向こうとする」でも、全くの別物です。

  

まずはそれを知っていてもらえたらと思います。

前を向こうとしているように見えても、

内面には人それぞれに違いがあるということです。

   

再び前を向いて歩こうとする

そのためにできることをしようとする。

それは、自分がそうしたいと思うときが、

自分にとってのタイミングなのかもしれません。

  

そして、

そのためのやり方や順序、前提などが

とても重要であり、

自分に合ったものを

取り入れていくことが大切だと感じています。

  

自分自身に合った

手当ての方法と順序

  

心を癒すことや、手当てをすること、

それが自然に前を向けるようになるためには

欠かせない重要な要素。

  

目には見えない思考や感情へのアプローチは

分かりにくいし、曖昧さもあります。

  

未知のもので、

不安や疑念が湧くのも自然なことだとも思います。

  

それでも自分のために何かしてみようと

そう思うときが、

自分と向き合うタイミングなのかもしれません。

  

そのタイミングで、

自分に合う方法を探すということになると思います。

  

書籍や動画で探すもあり、

専門家と探すもあり、

自分がどんな方法でやっていこうか・・

見つけようとすることから始まります。

  

情報を集めることからはじまり、

試してみて、

合わないと思ったら再び探し、

再度試してみて、

最終的には自分が選ぶことで、

心を手当てするための道のりが

進み始めます。

 

  

自然に前を向けるようになるために 

  

自分の気持ちを大切に扱うこと

心を癒すこと

感情を消化していくこと

  

本当の意味で前を向けるようになるためには、

これらが重要になりますが、

これがなかなか、

ままならないものだなぁと

感じています。

  

なぜなら、

悲しいときに

悲しいままでいることが

けっこう難しいのではないかと…

それも様々な理由で…

  

例えば、

一度湧いた感情はどうにもできないと思っている場合、

大きな感情ほど、自分の奥深くに押し込めて、ふたをします。

悲しむことも出来ず、行き場を失った感情はずっと在り続けて

苦しくなります。

  

起きてしまった出来事は変えられないけれど、

その時に感じた感情や感覚は形を変えることが可能です。

どうにもできない訳ではない。ということを

知っていることも重要なのかもしれません。

  

  

他にも、例えば、

近くにいる人が

悲しんでいたり

落ち込んでいたり

辛そうだったりしたとき、

そういう姿をみると

何とか元気になって欲しいと

思うことが多いだろうし、

むしろ、

それが自然なのかもしれないけれど・・

  

元気を出してほしいという気持ちが

悲しい気持ちでいる人に伝わると

  

当事者は

元気にならないと悪い気がしてくることがあります。

  

周りが心配するから

暗い空気でいると周りも迷惑だろうから

などの理由で

元気なふりをすることになりかねない事態に。

  

良かれと思っての周りの気遣いが

「悲しんではいられない」ということになってしまったり。

  

思いがすれ違ってしまって

せつないのですが・・。

  

当事者自身も

早く立ち直らなきゃと

思っていることが多いかもしれないし。

  

元気になって欲しいと思うことも、

早く立ち直りたいと思うことも、

誰も何も悪くはないのだけれど・・

  

本当の意味で前を向きたいとしたら、

悲しむ時間をしっかりとることが

結構大切。

  

悲しんでいる場合ではない。

そういう状況にある方もいるでしょう。

それも、悲しむことが出来ないひとつの理由。

  

  

そもそも

悲しんでいる人を見て

元気になってほしいと思う理由は

何だろう?

  

悲しんでいてはいけないと思う理由は

何だろう?

  

そばで見ている側も辛いから?

その空気がいたたまれないから?

その人が心配だから?

どれも混ざっているかも?

他にも理由があるかも…

  

早く元気になって欲しいと思う理由って

いったいなんだろうか?

  

悲しい気持ちでいることは

良くないことなのだろうか?

  

元気で明るくしているのが良くて

しょんぼりしているのは良くないこと

そんなイメージを持っている人も

少なくないのかもしれません。

  

気持ちを大切に扱うとしたら、

心を癒すとしたら、

  

悲しいときは

悲しいままで

悲しいに浸って

元気なくても

そのままでいいんだよ。

という前提で

ただ、そばにいる。

  

悲しむ時間をしっかりとる。

それでもいいのかもしれません。

  

悲しいときは悲しいままで良いのだと、

涙を流したり、悲しい気持ちに浸ったり、

悲しみを吐き出したり、

自分の気持ちを受け止めることができると、

少しずつ心は癒えていきます。

  

  

  

心が癒えてくると、

前を向かなきゃ、と無理やり頑張らなくても、

気持ち自体が自然に変わってくることが多い。

  

自分の気持ちと向き合うことが難しいときは

  

悲しすぎて

苦しすぎて

その気持ちを感じることができない時期もあります。

  

出来事によっては、

とても対応しきれないような

大きな感情に飲み込まれてしまうこともあります。

  

そんなとき、

一旦、本当の気持ちを見ないようにして

自分が壊れないように守って

気持ちにふたをすることもあります。

そういう時期があるのも自然なことで

必要なこともあります。

   

でもずっとふたをし続けたままだと

それはそれで苦しくなっていくし、

前を向く気にもなりずらい。

  

難しいけれど、

自分の心と相談しながらタイミングをみて、

ふたされた気持ちを

見てあげられるときがくると

心の手当てができます。

  

悲しんでいられない環境の場合もあるし、

辛すぎて気持ちを見れない場合もある。

  

どちらだとしても、

いつか、

気持ちを見てあげるときが来るといい。

  

自分の中で

過ぎたことになっていないことは

心の中にあり続けていて

今の自分に何かしらの影響を与えています。

前を向くのも難しい。

  

それが悪いとかダメとか

そういうことではなくて、

前を向きたいのに苦しいとしたら、

過去の傷が今の辛さの元になっているとしたら

手当てしていけてらいいなと思います。

  

悲しみだけではありません。

たくさんの感情が入り混じっていることが多いです。

  

恐怖、不安、孤独、恥、無力感、絶望感・・

トラウマとなるような重い感情と向き合うのは

しんどさも伴います。

  

ひとりではしんどいと感じたら、

ひとりでやる必要はありません。

  

そういう時は

一緒に取り組んでくれる安全な場所や人を探そう。

自分に合う場所を、

あきらめずに探してもらえたらと思います。

  

カウンセリングルームほほえみも、

選択肢のひとつに加えていただけたら幸いです。

いつでもお声がけくださいませ。

  

  

  

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