長野県で「生きること・死ぬことについて考える」カウンセリング

  

こんにちは、

心理療法カウンセラーの森口です。

御覧いただきありがとうございます。

  

  

今日のブログのテーマが生と死なので、

辛くなってしまいそうな方、

しんどくなりそうな方は、

無理のないようお願いいたします。

  

  

生きること・死ぬこと 

  

生きたいと思う気持ち

死にたいと思う気持ち

人はそれぞれの気持ちがあります。

  

  

生きることが本当に苦しいとき、

死にたいと思っているときに、

「生きたいのに生きられない人もたくさんいるんだよ。」

と、言われてしまったら、

とても辛い気持ちになるでしょう。

  

そりゃそうかもしれないけれど、

そんなこと知ってるけれど…と、

苦しくなるかもしれない。

  

  

逆に、

生きたいのに生きることが難しい状態にある人や、

生きられなかった人が身近にいる人は、

「死にたい」という言葉を聞いたとき、

とても苦しくなるかもしれない。

  

相反する思いを抱えている者同士が、

自分とは相反する気持ちを理解するのはとても難しい。

  

どちらにも強い思いがあって、

その思いにはたくさんの理由があるから。

  

理由と思い

大切に向き合いたいのはその部分かなと思います。

 

どちらも当事者にとっては

とてもとても大切な今の自分の気持ち。

  

その気持ちとそう思う理由を

大切に向き合っていけたらと思います。

  

死ぬことは人生最後の経験 

  

以前、瀬戸内寂聴さんが

死についてお話している番組を

見たことがあります。

すごく考えさせられました。

  

誰もが皆、死ぬときはひとり

一緒に死んでいくことは誰にもできない

自分ひとりで死んでいく事実を受け止めて、

生きてきた中でたくさんの経験をしてきたことと同じように

死ぬという経験をするということ。

そんなお話をされていたように記憶しています。

  

どんな経験も初めてのことは怖いし不安なもの。

勇気と覚悟がいるもの。

ただ、死は勇気が出なくてもやってくるし、

避けられないことであり、自分の力の及ばないこと。

  

だからきっと、何かを信じたい気持ちになる。

それは宗教のような教えを信じることかもしれないし、

先に逝った大切な誰かが待っていてくれるかもしれない。と

信じることかもしれない。

  

何か信じるものがあれば、

死ぬことを経験するとき、

勇気を出して覚悟を決めようと少しだけ頑張れるのだろうか・・

誰もが経験するもの。

死を迎えるとき、どんな気持ちで迎えるのだろう。

  

死ぬ側と見送る側

  

大切な人を亡くすときも同じ。

その人の人生の中での最後の経験であり、

どうしたって逃れられないもの。

  

大切な人を亡くすという自分の力の及ばない現実を、

無力感を抱えながら受け止めるしかない。

  

大切な人の経験には、できたら立ち会わせてもらいたい。

いつか私も逝くから待っててね。

また会おう。その時は迎えに来てね。

そう信じることで、

何とか受け止めようとがんばれるのかもしれない。

  

大切な人の死は、

ただでさえ受け止めることがキツい中で、

立ち会いたいのに立ち会えなかったとき…

  

例えば事故や災害、

急な病気や急変して間に合わない場合など、

何が起きるかわからない。

  

その人が立ち会ってほしかったかは別として、

立ち会えなかった側の気持ちは?

  

たくさんの気持ちが押し寄せてくるだろうし、

その気持ちが癒えるまでにも、

長い時間とケアが必要だろうとも思います。

  

そして、多くの人がそういう思いを抱えながら

生きているのだと思います。

  

ブッダの言葉に、 

生きている子は生きたまま愛せばいい

死んだ子は死んだまま愛せばいい

というものがあったかと思います。

  

死んだまま愛する…

頭で理解できたとしても、

その渦中に身を置いたときに

心がついていくかどうかは

また別のこと。

  

それでも、

目に見えなくても、

愛が無くなることも消えることも無いのだ。

ということは、知っていたいと思います。

  

もし死ぬのが自分だったとき、

自分は誰かに立ち会ってもらいたいだろうか?

そばにいてほしいと思うだろうか?

  

死ぬ側と見送る側。

それぞれの思いがあります。

ひとりひとりの思い。

  

死ぬことについて、どう考えているのか?

最後をどう生きるか、どう生きたいか、

大切な人と話すことは凄く重要なことなのだと思います。

  

死にたい気持ちがあるとき

  

死にたいと思うくらい苦しい思いを抱えているとき、

生きることを自ら手放したいと思うほどしんどくなっているとき、  

その苦しみも、想像を超えるものだと思います。

  

追い詰められる感覚、孤独や絶望など、

自分自身にしかわからない思い。

  

それらのキツい感情を少しだけでも軽減できたら…

辛さ、苦しさ、孤独感などを少しだけ軽くするために、

本当の気持ちを吐き出してみることができたら…

  

それができる安全な場所が増えていくことを願います。

私自身も、安全な場所のひとつでありたいと思います。

  

  

私自身、自分の人生を振り返ると、

死んだほうがマシかもしれないと思ったことがありました。

  

かなり昔ですが、今でも鮮明に覚えていて、

その時は耐え難い苦しさを感じていました。

  

その頃の私にとっては、

「死にたい」という言葉より、

「死んだほうがマシかも…」という表現が

しっくりきたように思います。

  

  

生きること、死ぬことについて、

みなそれぞれの考え方があり、気持ちがあります。

  

話題に出すことを忌み嫌わず

語り合う場を作っていきたいと思います。

  

身近にいる人とはなかなか話せない状況にある場合は、

いつでもお声がけくださいませ。

  

本当の気持ちを語って大丈夫な場所です。

今の本当の気持ちを、

心の中に添った言葉で表現し、

語ることを大切にしたいと思っています。

  

  

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心と身体のケアを大切にし、

心身のバランスを整え、

自ら輝く力と、人も自分も大切にする力を。

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