長野県で「トラウマ」のケアができるカウンセリング

  

こんにちは、

心理療法カウンセラーの森口瑞恵です。

ご覧いただきありがとうございます。

  

トラウマが何もないという人は、ほとんどいないのでは?

と思うのですが・・

  

今の生活に支障が出てしまっていたり、

恐れや不安が大きくてしんどさを感じている場合は、

トラウマのケアができると今への影響は緩和できるかもしれません。

  

自分が価値のない人間だと思ってしまうのも

トラウマのひとつです。

  

この前提を持っているととても苦しいし

生きづらさも感じます。

トラウマケア

大切に考えてもらえたらと思います。

  

    

「トラウマ」をケアできるカウンセリング

  

そもそもトラウマとは?

  

今の自分に何らかの影響をもたらしている心の傷のこと。

出来事そのものではなく、

その出来事によって自分の中に生じた感情や反応、

そこから生まれた思考などのことです。

  

フォーカスしたいのは、

出来事 → 自分の内面と身体の反応 です。

  

トラウマのきっかけとなる出来事は、

日常の中でのものもあれば、

災害や事故、病気、暴力被害など、

大きな衝撃を伴うものまで多岐にわたります。

  

どんなに時間が経っても、

今でも思い出したくないと思う事、

思い出すと今でもしんどい気持ちが湧く事は、

出来事自体は過去の事でも、

自分にとっては今の事と同じ。

  

癒えていない傷があるということであり、

それはつまり、

今の生活にも影響しているトラウマなのです。

  

出来事の大きさは関係ありません。

他者と比べる必要もありません。

自分がどう感じているかが大切。

  

このくらいのことは誰にもあるから。と、

放置している場合もあるかもしれません。

  

今の人間関係や生き方そのものに

影響していることに気づいていない場合もあるかもしれません。

  

過去は変えられないんだから、

考えても仕方ないと思っている人もいるかもしれません。

  

忘れて前を向こうとしている人もいるかもしれません。

  

でも、トラウマからの回復、影響の軽減は可能です。

過去に起きた出来事は変えられないけれど、

それによるトラウマ反応は変えられるので、

それは知っていてもらえたらと思います。

  

そのうえで、自分にとってのトラウマをどう扱うか?

それは自分で自由に決めて良いことです。

  

少しでも傷を癒やしてトラウマの影響を軽減したいと思ったとき、

トラウマとの付き合い方を、今までと少し変えてみようと思ったときは、

まずはトラウマのことをしっかり知ることからだと思います。

   

そしてトラウマからの回復方法や感情の扱い方を知ったら、

トラウマの影響を軽減するためにできることを実践していきます。

  

  

大きなトラウマを抱えている方は、

解離症状があったり、

感情の波も激しかったりするので、

安全のためにも専門家と一緒におこなうことをおすすめします。

  

トラウマケアの方法にも種類があります。

  

身体の感覚の側からアプローチする療法もあります。

話すことが難しいと感じている方は、

ソマティックエクスペリエンスなどをおこなっているところがおすすめです。

  

EMDRというトラウマケアは、臨床心理士でないとできません。

  

子どもの頃に暴力や虐待などを受けた経験がある方は、

解離症状があるかもしれないので、

解離について詳しく学んでいるカウンセラーがおすすめ。

  

自分に合うカウンセリング方法や

カウンセラーを見つけるのは簡単ではないかもしれませんが、

病院やカウンセリングルームのウェブサイトを確認したり、

問い合わせてみてもらえたらと思います。

  

試していまいちだと思ったとしても、

どうか諦めずに、安心してケアできる場所を

探し続けてほしいと願います。

  

  

カウンセリングルームほほえみでは、

認知行動療法、来談者中心療法、

マインドフルネス、様々なワークなどを組み合わせて

カウンセリングをおこなっています。

  

暴力や解離、トラウマについては、

積極的に研修に参加して学び続けています。

試してみたい方はお声がけくださいませ。

ほほえみ カウンセリング メニュー・料金

http://hohoemi-room.org/menu-price

 

   

トラウマを抱えている方の中には、

子どもの頃から日常生活の中で、

日々傷ついてきたという方もたくさんいます。

  

これは、ある物語の中の一節。

「母親に愛されなかったら、存在価値はない。僕は無意味な人間だ。いないほうがいい。」

  

主人公は自閉症の弟を持つ17歳の少年で、

上記の言葉は、親宛に書いた手紙の一節です。

  

少年のうでにはたくさんの自傷行為の傷跡。

たくさんの傷ついた気持ちと、やりきれない思いと大きな怒りを抱えて生きています。

  

その怒りは、自分にも弟にも親にも他人にも、あらゆるところに向く。

  

親に愛されていないと感じながら育った子どもは、

心の奥底に払拭できない苦しみを抱えていることが多いです。

  

日常的に積み重なったトラウマです。

とてもとても深い傷。

  

  

例えば、

親側は子どもに「厳しくした」という認識でも、

子ども側は「愛されていない自分。存在価値がない自分」と捉えることがあります。

  

兄弟間で扱いに差があると、愛されていないと感じる可能性はさらにあがります。

  

そしてそれは、自分が悪いから、

自分が良い子ではないから、

自分ができないだめな子だから。

自分が問題児だから。と、意味付けすることがあります。

  

そこには良いも悪いもないです。

ただそう感じた。ということ。

  

でもそれが、本人の中での真実となってしまうため、

生涯を通して人生に影響をもたらすのです。

  

自分の存在否定が前提となってしまうことの生きづらさ。

これはとてもキツいです。

  

実際にその精神状態が問題行動に繋がりやすいため、

現実にも良からぬ行動を起こしてしまうこともあり、

更に自分の価値が下かったように感じるので、悪循環です。

  

捉え方はそれぞれ違うので、

皆がそう思う訳ではないけれど、

そう思って苦しんでいる子どもがたくさんいることは確かです。

  

厳しさの定義って何でしょう?

愛するの定義ってなんだろう?

  

その部分を履き違えてしまっていたら、

愛情は伝わりません。

  

子どもは言葉よりも、表情や態度、視線など、非言語による表現を主に受け取ります。

  

  

例えば、

愛してると言いながら、子どもの話を聴かない。

というような矛盾したものが入ると、

子どもには理解ができずに混乱して、

どう解釈したら良いかわからなくなってしまう。

  

結果、子どもの感じる気持ちにもまた、

矛盾した感情が発生することになるのです。

  

その矛盾した感情をどう扱ったら良いかわからず、

混乱の中で何とか封印した気持ちは

どんどん心を埋め尽くしていきます。

混乱はトラウマ感情の入口。

  

それでも無意識に繰り返し考え続け、

言語より非言語の方が採用され、

話を聞いてもらえないということは、

自分のことをどうでもいいと思っているからだろうと、意味付けをします。

  

そう意味づけた瞬間、

その子にとっては傷ついた体験としてインプットされます。

  

混乱、傷ついた気持ち、我慢など、

封印された感情は、怒りへとかわっていきます。

  

怒りは自分にも他者にも向くもの。

自責や罪悪感に苦しむうちに心身症状が出たり、

自傷行為をしたり、

他者への攻撃になったり。

どういう形で出るかわかりません。

  

  

子どもにとっての傷つき体験=トラウマ

となることが多いです。

幼少期は愛着形成の時期なので、

どうしても影響が大きいです。

  

出来事自体は些細なことでも

繰り返し感じる気持ちは大きなトラウマとなります。

  

衝撃的な出来事であればより大きなトラウマになる可能性も。

  

事の大小に関係なく、

丁寧に心のケアをしていきましょう。

  

傷に気づいたらケアする

関係性も気づいたら修復するために向き合う

それができたら、きっと景色が変わるだろうと思います。

  

  

ほほえみ カウンセリング メニュー・料金

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心と身体のケアを大切にし、

心身のバランスを整え、

自ら輝く力と、人も自分も大切にする力を。

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