こんにちは、
訪問心理療法士の森口です。
不登校や引きこもってしまう方たちの心の中にあるもの・・
もちろん人それぞれ違いがあると思いますが、
例えば、
「自分の人生ってなんだろう?」
「誰のための人生なんだろう?」
そして、生きる目的を模索します。
「自分に何かの価値があるのだろうか?」
「生まれてきた意味はあったのだろうか?」
このような自分への問いかけは、
アイデンティティ(存在意義)に深く関わることです。
子どものころの体験により、
「自分の存在は家庭や世の中に必要ではない」
という「自己存在の否定」という
前提が出来上がってしまっている可能性があります。
自己受容ができずに
自尊心を削ぎ落とされてしまった子どもたちは、
周りの評価の目に怯えて身を隠すことを選びます。
最初のアイデンティティを構築するためのひな型を
両親から学べずにいた可能性があります。
成長してもなお影響を与え続ける幼いころの経験。
小さな頃にこころの中に刻みこまれたものは、
その後の長い人生に計り知れない影響をもたらします。
もし、そんな生きづらさを抱えていたとしても、
どうか諦めないでほしいと思います。
今できることから始めることで、
生きやすさにつなげていくことも可能です。
自尊心を高めていくことも可能です。
投げやりにならずに、焦らずに、諦めずに
情報収集をしながら、
自分と安心して向き合える場所を探し続けて、
少しずつ自ら輝く力を取戻していけたら・・
そう願います。
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