人生を生き抜く力を養う

 

こんにちは、

カウンセリングルームほほえみの森口瑞恵です。

ご覧いただきありがとうございます。

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心と身体のケアを大切にし、

心身のバランスを整え、

自ら輝く力と、自分らしく生きる力を。

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困難なこと、トラブル、挫折、

自分の力ではどうにもならないこと・・

生きていると、

心が壊れそうになる出来事や、

心が折れてしまったと感じるときも

あると思います。

   

人生の中で

多かれ少なかれ

誰にでも訪れる辛い経験を、

何とか乗り越えたり、

生き延びたり、

傷を抱えながら生き抜くことは、

とても多くのエネルギーと

生きようとするたくましさ、

生きる力が必要なのだと思います。

  

人は経験により学ぶことが多いので、

小さな頃からたくさんの経験ができた方が、

解決の方法や感情の処理の仕方など、

生き延びる術も身に付くし、

痛みを知ることで

人の気持ちも

わかるようになったりもするし、

生きていくうえでのたくましさも

より増すというもの。

 

  

何度も失敗や成功を繰り返しながら貴重な経験を積む。

たくさんの感情をどう扱うかも学びながら経験を積む。

親や身近にいる大人に寄り添ってもらったり、

一緒に考えてもらったりしながら経験を積む。 

そうやって力を養っていく。

  

もちろん、

それだけでは乗り切れないと感じるような

苦難が訪れることもあるけれど、

できるだけ多くの力を養っておくのは

人生を生き抜くための方法のひとつだと思います。  

   

経験は失敗も含めて宝。

経験の多さは、

生きる力、たくましさに繋がります。 

 

でも、失敗したときは、

傷ついた心を

ちゃんと手当てすることもとても大事。

傷をそのまま抱えていると、

せっかく力になるはずの種が

芽を出せないままになってしまうこともあるから。

  

小さい頃から、

好きなことや、興味のあること、

やりたいことなど、

自分で自由に選んだものに挑戦させてもらって、

もし失敗したら、

そのときに感じる後悔や悲しみや罪悪感を受け止め、

その経験を次にどう活かしていくかを考えていく。 

これらの流れを

親や身近にいる大人に教えてもらい、

寄り添ってもらえたら、

自然に生きる力も身についていくのだと思います。 

  

ネガティブと言われている感情が

悪ということではなく、

どんな気持ちも

自分に何かを知らせてくれる大事なもの。

経験も気持ちも大事に扱っていきたいものです。 

 

ただ、

子どもの頃に

それらの力を

養える環境になかった

という人も少なくありません。

 

過保護や過干渉の環境は、

子どもの経験が奪われがちです。

精神的自立を妨げてしまうことも。

 

 

でも、

だからと言って諦める必要はなく、

今の自分が自分のために出来ることは

たくさんあります。

養いたい力は

これから自分が養ってあげればいいし、

気づいていない自分の力にも

気付いていけばいい。

それらの経験もまた、

素晴らしい力になると思うのです。

 

過干渉に限らず、

不健全な家庭の中での過酷な経験は、

心身の手当てをしてから、

健全な経験を積むことが必要になるかもしれません。

 

何歳でも、いつからでも、

「今更もう遅い」ということはないと思っています。

今、これからの自分のために。

 

 

 

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