こんにちは、
心理療法カウンセラーの森口です。
御覧いただきありがとうございます。
カウンセリングルームほほえみでは、
夫婦や恋人などの親密な関係性の中で起きるトラブルや
悩み事についてのご相談も承っております。
セクシャリティは問いません。
多くの場合は、初回はお二人同席でお話してみて、
2回目以降はおひとりずつの時間と
お二人の時間を組み合わせてカウンセリングを進めていきます。
もちろん、それぞれのご希望も伺いながら、
その時の最善策を選んでいけたらいいなと思っています。
パートナーとはいえ、
ひとりの人間同士で個々の思いがありますので、
全て心の内をさらけ出すことは難しい場合も多いです。
でも、カウンセリングでは、
心の奥底にある本当の本音に気付いて
言葉にしていく作業が伴いますので、
おひとりずつの時間も大切にしていきたいと考えています。
潜在的に埋もれて自覚できていない感情は誰にでもあります。
その潜在的な思考や感情を意識上に引っ張りあげて
意識化していくことが、根本解決には必須となります。
そのためには、
自分の内側に意識を向ける時間がとても重要なのですが、
パートナーとの同席は外側に意識が向く時間がどうしても長くなります。
自分の内側と向き合う時間と、
パートナーと向き合う時間と、
両方の時間を作っていくことが有効だと考えています。
ご相談内容としましては、
例えば、
●別れ話がうまく進まずにいる場合、
一方は別の道を願い、一方はやり直したいと願っている場合。
その理由となっている感情をどうしていくか、
どう気持ちに折り合いをつけていくか、
どう歩み寄っていくかということになります。
●パートナーとの関係の中で大きな傷つき体験があり、
その傷を癒えないまま抱え続けてしまっている場合。
傷を癒してお互い寄り添える関係性を創っていくことになります。
（裏切られた、傷つけられた経験など）
●尊重ではなく、支配(コントロール)の関係性になっている場合。
これは今までの人生全体で培われた思考が関わっています。
それぞれの価値観、思考などにアプローチしていくことになります。
●過干渉や束縛などが日常になっていて、
窮屈さや息苦しさで限界を感じている場合。
この場合も、対等で尊重の関係性を作っていくために
できることをやっていきます。
今までの我慢が溜まっている場合は
感情を消化していくことも必要ですし、
それぞれに根付いている思考にもアプローチが必要です。
●ＤＶやモラハラなど、暴力の環境がある場合。
この場合はお二人での同席は難しいかもしれません。
恐怖や罪悪感、自尊心の低下などで、
安心して話すことが難しくなっている場合があるので、
ある程度進むまでは
おひとりずつのカウンセリングとなります。
●分かってもらえない、理解してもらえない、
聴いてもらえない等の切なさが積み重なっている場合。
この場合は、幼少期の親との関係も大きく影響しています。
今のパートナーだけではなく、
親や今までのパートナーなど、
親密な関係性の中では常に感じてきたものかもしれません。
それらも含めて内面と向き合う時間を持っていきます。
●どちらが善か？どちらが正しいか？と、戦いになってしまっている場合。
この場合は、今までの人生全体の中で身についている思考が元です。
思考や感情をどう捉えるか？と、どう行動するか？は別のことなので、
思考、感情、行動について、
自分に身についているもの、
今までの行動などを振り返りながら、
善悪が必要なものと、
ただの違いとして捉えていいものを分けていきます。
戦いではなく、どう理解するか？に
変えていくことになるのかもしれません。
いくつか例をあげましたが、
上記の例以外のご相談でももちろん大丈夫です。
パートナーとの関係性は人生においてとても重要なものです。
なんとかポジティブに考えようとしたり、
または自分が我慢すればいい。と思っていたり・・
どちらも結構きついと思います。
ポジティブに考えようとすることが悪いわけではなく、
元の感情が置き去りにされたまま
前を向こうとすることに無理があるのです。
きちんと感情と向き合ってから、
前を向こうとするとすんなり進めることが多いです。
自分が我慢すればうまく回ると思っている場合は、
幼少期からの経験とそれに伴う感情からの思考が身についています。
我慢するその瞬間は、
空気が悪くなることなく、
トラブルが起きずに済むのかもしれませんが、
その後の未来は、
どんどん自分が辛くなる一方になってしまうので、
我慢以外の方法を一緒にみつけていけたらいいなと思います。
親密な関係性の中で起きるものは、
親との関係性とリンクする場合も少なくあありません。
パートナーとの関係性をより良いものにしていくことは、
人生全体の課題と向き合うことにも等しいです。
解決することがたくさんあると思います。
パートナーとの間で悩んでいるときは、
人生をよりよくしていくためのチャンスとも言えるのではないかと思うのです。
どうにもならない。と、諦めずに、
まずはお話してみませんか？
何ができるか、一緒に考えていけたらいいなと思います。
我慢が積み重なれば積み重なるほど、
相手を嫌いになっていきます。
存在そのものが嫌になってしまいます。
元々は、存在が嫌だったのではなく、
ひとつの出来事が嫌だったり、傷ついたりしたはず。
それらの傷を癒して、
本当はどうしていきたいか？
自分の心の底の本音にも気付いていきましょう。
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心と身体のケアを大切にし、
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