人と関わることへの恐怖心

 

こんにちは、

カウンセリングルームほほえみの森口です。

御覧いただきありがとうございます。

 

「恐怖」という感情。

命を守るための大事なものです。

 

でも、

本当は危険ではないときにも、

危険な気がして大きな恐怖を感じてしまうことがあり、

それは、とてもしんどいです。

本来は生きるために必要な感情なのに、

それがかえって苦しいものになってしまうことがあります。

 

 

その場に見合わないような大きさの恐怖があると、

過度な緊張もついてきて、

心がいっぱいいっぱいになってしまい、

その感情や感覚にとらわれてしまい、

とても苦しいし、疲れると思います。

 

それに、

恐怖の対象となる人と対峙するときは、

縮こまって気を使い過ぎて、

自分を下にしてしまうこともあります。

人との間に上下関係が出来てしまいがち。

 

これは立場の上下ではなく、

一個人として、人としての上下。

ひとりの人間として対等になれず、

上下の関係が確立すると、

攻撃されてしまったり、

傷つくことが発生してしまう可能性も。

 

たとえ攻撃されたとしても、

攻撃することを選んだ側に責任は発生するので、

攻撃された側が悪いという訳ではなく、

責任を背負う必要はないのですが、

どうしても、

自分が〇〇だからこういう目にあったのだと、

自分側に罪が向いてしまう場合が多く、

傷が深くなったりします。

 

傷が増えると、

更に人が怖くなるという負のスパイラル。

とても辛いです。

  

逆に、

怖いからこそ、

攻撃的になってしまう場合もあるかもしれません。

自分が上になることで、

傷つかないように守ろうとする感じでしょうか。

  

でも、

攻撃された側は傷つくので、

心地の良い人間関係を作ることは難しく、

人が離れて行くことになってしまい、

違う傷を作ることになるかもしれません。

  

どちらにしても人への恐怖があると、

人との関りがストレスになりますし、

心地好い人間関係を築くことが難しくなります。

  

心地好い人間関係を築きたい場合は、

他者への恐怖心を小さくするためにできることを

少しずつ積み重ねていけたらいいなと思います。

 

恐怖心が生まれる理由は、

過去の傷ついた経験によるものの場合が多いです。

 

二度とあんな思いはしたくない。

傷つくことを回避したい。

という無意識が働きます。

 

 

例えば、

いじめや虐待などの理不尽に攻撃されて傷ついた記憶、

みじめさや恥ずかしさ、屈辱的な思いをしたときの

耐え難い感覚の記憶、

裏切られたと感じたときの深い悲しみと、

同時に人を信じる力を奪われてしまったような辛い感覚の記憶、

誰かの期待に応えられなくて、

がっかりされたときの辛い記憶、

自分の存在を否定されたように感じた辛い記憶、

周りに自分の味方がいないと感じた記憶など。

 

そして、

どんな傷つき体験にも、ついてまわることの多い

自分の価値が下がったように感じたり、

自分がダメな人間だと思ってしまったときの苦しい感覚の記憶、

などなど・・

人生の中で感じてきた様々な記憶、感情、感覚。

それらが自分の中に生々しく残っていれば残っているほど、

人と関わることへの恐怖心も

それだけ大きく感じるのだと思います。

 

過去の傷を癒すこと。

それが、

今在る「恐れ」を小さくする術のひとつです。

 

傷を癒すとともに、

その時の自分の解釈についても見直していきます。

その経験から学んだことや、信じ込んだことなど、

もう一度、振り返ってみることで、

新しい気付きが生まれたりします。

 

実際起きた出来事の事実と、

自分の解釈には差が生じている場合が多く、

解釈によって傷の深さも違ってきます。

 

傷を癒すことにも

勇気と労力が必要だけれど、

これから先の自分の人生をどう過ごしたいかで、

自分の心と向き合うかどうするかを

決めていけば良いのだろうと思います。  

そのタイミングも、

人それぞれ。

自分の心の声を聴いてみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

心理療法カウンセラー 森口瑞恵(もりぐちみずえ) アダルトチルドレン、生きづらさ等から脱出し、人も自分も大切にする方法を身に付けながら、自ら輝き、自分らしく生きる力を発揮するための心理支援をおこなっております。 現在、心身に症状のある方には、身体と心のつながりを大切に考えながら必要なケア方法をお伝えして参ります。