こんばんは、
心理療法カウンセラーの森口です。
ご覧いただきありがとうございます。
日頃お仕事をしている中で感じることの一つに、
親子の関係で苦しい思いをしていたり、
窮屈さを感じている方がとても多いということがあります。
親に対して怒りと悲しみを抱えている方がたくさんいます。
カウンセリングの中で大事にしたいことは、
親を責めることを目的とするのではなく、
自分の人生を生きやすくするために今できることは何か?
を考えることと、実行していくことです。
コントロールしてくる親を持ち、
自律性が養われずに生きづらさを抱えている方、
親が重苦しくて逃れられないと感じている方、
物理的に離れても精神的に縛られていると感じる方、
なぜだか自分ではよく分からないけれど親に執着してしまう方、
変わりたいのに変われずに苦しんでいる方、
親子関係を諦めてしまっている方、
または何とか改善したいと思っている方など・・
それぞれの苦しさや悩みがあると思いますが、
育った環境により根付いたものは、
放置しておくと一生を通して自分に影響を与えます。
もし自分を少し変化させたいと思ったときには、
刷り込まれた自己イメージをいったん白紙化すること、
そして親とは精神的に分離して
自分自身の人生を、自分のものとして生きていくことが大事になります。
そのために今できることを知ってみよう。
情報収集して、選択肢を並べて、何か行動に移してみよう。
勇気を出して向き合おう。
その結果、
今よりずっと生きやすい人生になっていくことも可能です。
不健全で過剰なコントロールから分離すること、これもこころの手当てです。
本音を吐き出せる場所、本当の自分を表現できる場所を探していきましょう。
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