子どもの性被害について☆グルーミングとは?

 

こんにちは、

カウンセリングルームほほえみの森口です。

ご覧いただきありがとうございます。

 

性被害とは

暴力を受けたということ。

  

暴力を受けるということは

自分の境界線を侵害されるということ。

尊重されずに支配されるということ。

  

暴力には様々な種類があります。

身体的暴力、精神的暴力、性暴力、経済的暴力、デジタル暴力・・

ハラスメントの種類もたくさん。

 

性暴力のような

生きる力さえ奪われるような暴力を受けると、

たくさんの負の感情や感覚が襲ってきて、

想像を絶するような深い傷を負います。

 

傷ついた心、苦しみは、

とてもとても耐え難いものなので、

その傷を小さいことにしたい

たいしたことじゃない。と思いたい。

もっとひどい目に合った人もいるのだから・・

そういう心理が働く場合が多く、

そのため、

事実を矮小化してしまうこともあり、

自分の感情も心の奥深いところに

閉じ込めてしまうこともあります。

 

そして、

本来は加害者に向けていいはずの感情が、

自分に向いてしまって、

自責の念や罪悪感に苛まれている人も少なくありません。

 

性被害とは、暴力を受けたということ。

「暴力をふるう」という行動を選んだのは加害者。

責任はすべて加害者にあるはず。

 

 

子どもの性被害における加害者は、

親や兄弟という場合もあるし、

先生やコーチ、学校関係者、

親族内の人、知り合い程度の顔見知りなど・・

 

加害者は大人とも限らず、

同年代などの子ども同士のこともあります。

 

見ず知らずの人からの被害より、

顔見知りの人からの被害の方が多いです。

どちらにおいても加害者は性犯罪者です。

 

一般的な認知度よりも、

多くの人が性的被害を受けた経験があり、

その傷による苦しみを長年抱えている方も多いです。

近年では、世界的に「Me Too 運動」なども起きています。

 

女の子だけではなく、男の子の被害もあります。

傷ついても助けを求められない子も多い。

「自分も悪かった。」と思わせられてしまうことが、

苦しみを何倍にも増幅させてしまいます。

そして、その影響は

その後の人生に大きく関わってきます。

 

被害から身を守るためにも、

子どもが被害を受けいることに

周りの大人が早く気付くためにも、

犯罪者が使う手口、

そこに心理的なコントロールがあることを

大人も子どもも知っておくことが大切だと思います。

 

知っておくことで、

被害にあった子が責められることのないよう、

二次被害が起きないようにもしていきたい。

二次被害でより深い傷を負う人も多いのです。

 

子どもへの性犯罪において

よく使われている手口があります。

「グルーミング」と呼ばれています。

本来は動物の毛づくろいの意味です。

 

その「グルーミング」は、

子どもへの性犯罪において、

犯人が巧みに被害者の心をつかんで接近するための

準備行動のことを指します。

 

準備行動とは、

まずは対象者を決めて、

その子の信頼を得るための行動に移ります。

その子が必要としている部分を満たします。

例えば、

親との関係で寂しがっている子だとわかれば、

その寂しい気持ちを満たすような言動や行動で近づき、

安心感などを与え、信頼関係を結ぶ。

そして、その子を徐々に孤立させます。

寂しさを埋めてくれるのはこの人だけだと思わせる。

依存させる。

そして、性行為を正当化するような情報を与え、

心理的コントロール下に置きます。

子どもは他言することも、

助けを求めることもしづらい状況が

出来上がるのです。

 

幼い子どもの持つ素直さや従順さを利用したり、

思春期特有の悩みを持つ子たちの心につけ込んだりして、

信頼関係を築きます。

その結果、周りも気付かないまま、

被害が長期化することもあります。

 

信頼関係を結んだうえで、

性行為を正当化するような情報を与えているので、

被害にあっていることに気付きづらいし、

相手が悪いとはなかなか思えない。ことが多いです。

グルーミングという、心理的コントロールがあるからこそ、

抜け出すことが難しくなってしまう。  

 

これは、DVなどの暴力も同じ構造です。

心理的に支配されてしまうので、

抜け出すことが難しくなるし、

その環境から抜け出した後も、

その心理的支配や自尊心の低下から

なかなか回復できずに苦しい思いが続くなど、

後遺症のような状態が起きます。

 

暴力による心理的な支配について、

コントロール下に置かれた人がどうなるか、とか、

それは誰にでも起きる可能性があるということを、

たくさんの人が知っていることが

被害を減らすことにも、

被害者の心を救うことにも

役立つと思います。

  

特に子どもは大人が守らなければ、

安心して生きることが出来なくなってしまう。

 

グルーミングという言葉を知り、

そういう心理的支配が行われていること、

どこで起きていてもおかしくないということ、

他人事ではなく、自分の身近な問題として、

捉えていただけたらと思います。

 

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心と身体のケアを大切にし、

心身のバランスを整え、

自ら輝く力と、人も自分も大切にする力を。

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ABOUTこの記事をかいた人

心理療法カウンセラー 森口瑞恵(もりぐちみずえ) アダルトチルドレン、生きづらさ等から脱出し、人も自分も大切にする方法を身に付けながら、自ら輝き、自分らしく生きる力を発揮するための心理支援をおこなっております。 現在、心身に症状のある方には、身体と心のつながりを大切に考えながら必要なケア方法をお伝えして参ります。