こんにちは、
カウンセリングルームほほえみの森口です。
いつもありがとうございます。
子どもたちのいじめについての記事を見つけました。
10年前は中1が最多、現在は小2が最多。
いじめのピークは小学校2年生 低学年ほど注意を(石井志昂) – 個人 – Yahoo!ニュース
大人の世界でもいじめが無くならない中、
子どものいじめだけを何とかしようとしても、
無理難題というか至難の業というか・・
子どもたちは、
身近にいる大人の表情や態度、
言動や行動を本当によく見ているし、
色々な思惑や感情を感じ取っています。
そして、
大人からたくさんのことを学んでいます。
いじめを何とかしたいと思ったら、
大人の意識や行動を変えることや、
内面と行動と言動を一致させて
実際に見せていくことが、
一番子どもに届くのだろうと思います。
ただ、
大人だって忙しくていっぱいいっぱいだし、
仕事でも家庭でもストレスはあるし、
さまざまな消化できていない感情もあるし、
今までの人生での傷もあるし、
大人も皆大変で、
なかなか難しいのが現状なのだと思います。
親の状況もあるし、それぞれの家庭環境の中で、
子どもたちは多かれ少なかれ
ストレスを感じているでしょう。
その感じる大きさもそれぞれ違うかもしれません。
そして、学校という社会の中でのストレスもある。
あっちでのストレス、こっちでのストレス、
習い事でのストレス、忙しさのストレス、
中には子どもでいられず早く大人になるしか生きていけない子どもいる。
心にゆとりを持てている子がどのくらいいるのだろう?
子ども時代を満喫できている子どもたちがどのくらいいるだろう?
いじめが起きるとき、
その当事者たちには、心のゆとりが無いことは確か。
当事者である子どもが、
家が本当の意味での安全と安心のある居場所と感じられているか?
親に心のゆとりがあるかどうか?
親が子どもの話を聴く耳をもっているか?
子どもに関心を持って見ることができているか?
子どもの気持ちを無視して親の考えだけを押し付けていないか?
子どもの力を信じられず、あれこれ先回りしていないか?
家庭の中で争いが起きていないか?
これらは、子どもの心のゆとりに直結する事柄です。
親にゆとりがなくいっぱいいっぱいだという場合は、
親の心にゆとりを作るために何ができるかを考えることが大事かと。
大人のこころにゆとりが生まれれば、
子どもの話に耳を傾けることも可能になるかもしれないし、
子どもの気持ちに寄り添うことも可能になるかもしれない。
そしたら、子どもの気持ちも軽くなったり、安心したり、
追い詰められずに済む可能性が高くなる。
自分の力だけでは生きられない子どもが、
安心できる居場所を無く
安全と安心が確保されている居場所は心の安定のために必須。
これは大人も子どもも一緒。
まずは親自身が安心できる居場所を持てているか?
そして、
家庭が子どもにとって安心できる場所になっているか?
親も忙しい日々をこなし、
やるべきことに追われ、
心にゆとりがな
加えて今はコロナのストレスも加算されている。
それぞれが自分のことでいっぱいいっぱいになっているとき、
しわ
家でも忙しい親に気を使い、
学校も安全な場所ではなくなったとき
子どもの心は追い詰められてしまう。
親がいっぱいいっぱいだと、
子どものSOSにも気づき難くなって
未来を創っていく子どもたちの心の健康を
どうやって守っていくか考え続け、
できることを積み重ねていきたい。
実際にいじめが起きてしまっている場合は、
いじめた側もいじめられた側も
それぞれの手当てが必要になる。
じっくりと話しを聞くことが重要になる。
助けてくれる大人が必要。
安心と信頼のある大人が必要。
本音を話せる安心の場所が必要。
時間をかけて心の手当てが必要。
子どもにとって親が安心の存在なら、
最強の見方だし、心強いし、心の手当ても進む。
心にゆとりが無いと感じる親御さんは
それが悪いとかダメとかそういうことではなく、
辛い状態だということなので、
どうやってゆとりを作っていくかに注目出来たらいいなと思います。
さまざまな方法のうちのひとつの選択肢として、
カウンセリングを試してみたいときは、
気兼ねなくお越しくださいませ。
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