マルトリートメント☆子どもに対する不適切な養育について

こんばんは、

訪問心理療法士の森口です。

 

最近テレビでも放送されているマルトリートメント。

マル=悪い

トリートメント=扱い

子育てにおいて「不適切な養育」として

使われている言葉。

 

 

「毒親」は親そのものを指す言葉になっていて

ちょっと強烈な感じがしますが、

「マルトリートメント」は親そのものではなく、

養育の仕方を指す言葉です。

 

 

虐待、ネグレクト、誰かとの比較、

両親の不仲、日常的に留守番が多い、

存在否定、子どもの意思や気持ちを否定する、

大声を出す、暴言等のモラハラ、

DVのある環境・・他にもいろいろ。

 

見たくないものや聞きたくないことが日常に溢れている環境、

安心と安全が確保されていない環境は、

子どもにとって大きなストレスとなり、

ストレスが続くことで次第に脳にダメージを与え、

ストレスを感じやすい脳に変化していくし、

脳そのものが変型してしまいます。

場合によっては寿命にも影響があるのだとか。

 

 

辛い気持ちを感じる時間が長期にわたると、

それだけストレスホルモンも分泌され

脳にも身体にもダメージがあります。

 

 

子どもを大切に扱うには、

適切な養育をするためには、

親の心にゆとりをつくることがとても大切。

親が自分自身のことを大事に扱えてこそ、

子どもの事も本当の意味で大事にできるというもの。

 

心のゆとりを作るためにできることを実践しつつ、

適切な養育とはどういうものかを知り、

子どもへの接し方も学びながら、それを実践していく

ということなのだと思います。

 

親だって初めての経験で知らないことばかり。

知って、学んで、経験して、

後悔したり、反省したり、喜びを感じたり、

感動したりしながら、

徐々に親になっていけばそれでいいのだと思います。

誰でも完璧なんて無理なのだから。

 

 

「完璧な良い親にならなければ」とハードルをあげて

自分で自分にプレッシャーをかけすぎると、

ゆとりはなくなっていくし、

 

ストレスが多い環境に居る場合は、

そのストレスを消化していかないと

徐々にゆとりが無くなっていくし、

 

親自身がマルトリートメントを受けて育った場合は、

その傷が手当てされないまま放置されていると、

知らないうちにストレスを感じやすくなっていて、

いっぱいいっぱいになりがち。

癒えていない傷があると反応する場面は増え、

傷が疼き、心のいっぱいいっぱい度は増していきます。

 

自分のために何かをすることや、

自分で自分をご機嫌にすることができない場合も

ゆとりからは遠ざかってしまいます。

 

 

ゆとりを作って適切な養育をしたい場合は、

自分の中に残っている負の感情を消化してあげたり、

傷ついた経験を自分の中で過ぎたことにするための手当てをしたり、

日常的に気持ちを溜め込まないで消化する方法を実践したり。

自分を喜ばせる時間を積極的つくるようにすることも大事。

 

ハードルを下げて自分にプレッシャーをかけすぎないようにするためには、

自分の思考癖やパターンを知って、それを変えていくことで、

自分への制限をゆるめるのも一つの方法です。

 

親の心にゆとりをつくるためにできることはいろいろあります。

 

親にゆとりがないまま、

対応策だけ学んで実践しようすると、

辛い時も我慢して実践することになるし、

ただ子どものためにと無理して自分を犠牲にして頑張ってしまいます。

 

そのうちそれは、自分自身がないがしろにされている苦しさになり、

我慢とストレスが溜まっていき、

満たされない欲求や辛さは大きな怒りとなり、

いつか爆発して気持ちのコントロールができなくなります。

そしてその怒りは、

立場の弱い子どもに向いてしまうことがあります。

  

そうなってしまっては、

子ども側から見ると親の言動や態度に一貫性がないように感じ、

情緒が不安定に見えて、混乱します。

今までの頑張りも台無しになってしまいかねないし、

結局マルトリートメントになってしまいます。

 

 

親が自分の内面に何があるかを見つめ、

癒えていないものは手当てし、

ゆとりをつくるために出来ることを積み重ね、

そして、子どものために出来ることをする。

 

その順番とバランスが大事なのではないかと私は思っています。

 

 

変型してしまった脳も、

ストレスを感じやすくなった脳も、

回復させることは可能です。

 

愛情や安心のホルモンが分泌されるような

抱きしめる等のスキンシップも回復の手助けになるし、

マインドフルネスもストレスを感じやすくなった脳を

変化させることができる方法の一つです。

  

  

 まずは自分にゆとりを作るための第一歩。

自分が自分のためにしてあげられることを

生活の中に取入れたい。

  

自分を喜ばせる方法は自分にしかわからないから、

自分の心にちゃんと耳を傾けてあげたい。

些細な日常の喜びをたくさんみつけてあげよう。

  

大それた趣味じゃなくたっていいし、

日常的にできる小さなことがたくさんあるといい。

 

アロマで好きな香りに包まれる時間、

コーヒーを飲む時間、

本を読む時間、

空を見上げて深呼吸する時間、

ゆったりお風呂に入って力を抜くことも

ひとつの方法かも。

 

身体の調子を整える。リラックスする。

肩の力がちょっと抜ける素敵な時間。

自分を労わる時間。自分を大事に扱う時間。

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

心理療法カウンセラー 森口瑞恵(もりぐちみずえ) アダルトチルドレン、生きづらさ等から脱出し、人も自分も大切にする方法を身に付けながら、自ら輝き、自分らしく生きる力を発揮するための心理支援をおこなっております。 現在、心身に症状のある方には、身体と心のつながりを大切に考えながら必要なケア方法をお伝えして参ります。