こんにちは、
カウンセラーの森口です。
御覧いただきありがとうございます。
自分に自信がない。
自分に自信が持てない場合、
理由としてあげられるのは、
・自分が自分のことを良しとしていない
・自分で自分の気持ちや考えを否定気味に見ている
・自分が軸になれずに他人が軸になっている
などが代表的なものかと思います。
なぜなら、
自分にOKが出せていない状態では、
否定しながら自信を持つという
その矛盾は、なかなか成立しづらいということ。
なので、
自分に自信を持ちたいと願うときは、
自分の中に発生している
自分を否定気味に見る思考にアプローチすることが必要です。
自分で自分の気持ちや考えを否定している思考は、
幼少期に繰り返し経験したものが
きっかけになっていることが多く、
事実ではなく、思い込み、信じ込み、すり込みがほとんど。
今の自分を否定気味に見る習慣がついた理由を知り、
傷があれば手当てして、
今の自分にOKを出せるようになっていくと、
自信は後からついてきます。
そして、
経験による傷やトラウマなどによって発生する
恐れや不安を軽減して
自分を軸に戻すことに取り組んでいくと
これもまた、
自信がついてくる。
人によって経験も傷になっている事柄も違うので、
自分独自のものを見つけていきます。
どこで傷ついて、どこで他者が軸になってしまったのか。
自分に自信をつけるためにできることにもいろいろあります。
例えば、
とにかくやることをやって、挑戦して、
成功体験を重ねて
それを自信にしていくという方法。
行動する→成功体験を何回も重ねていく→自信につながる
ただ、失敗体験をしたときには、
しっかりその気持ちと向き合って消化していくことが重要。
それが出来るようであればそれもあり。
それが怖くてできない。勇気が出ない。
動けない。という場合は、
恐れや不安がそれだけ大きいということであり、
傷も深い可能性があり、手当が必要なことも。
そういう場合は、
無理に行動しようとすると
その時の恐怖心や不安、緊張が苦しすぎて
それが新た傷になっていく場合もあるので、
行動する前に、
自分の内面と向き合う時間を持って見ることをお勧めしています。
少しだけ不安や恐れを小さくできれば、
行動に移す勇気が勝るときがくると思うので。
挑戦することへの恐れ、
失敗を恐れる気持ち、
それらも、経験による傷つきから発生した思考と言えます。
どれも悪いことでもダメなことでもなく、
傷ついた気持ちが自分の奥底にあるというだけの話。
気づいて手当てが出来れば、
そして少し勇気を出してトレーニングしていくことが出来れば、
自信のない自分から卒業できる可能性は高まります。
自分の内面と向き合って、
自分のことをよく知り、
傷を手当てし、
恐れや不安を軽減して、
思考の幅を広げることで
自信をつけていくという方法もあるのです。
どんなやり方で
自信を取り戻していくか。
自分で選んで、
一歩踏み出して
未来の自分へ。
否定的な思考が根付いた理由
誰にでも、無意識にぐるぐると考えている時間があると思います。
なんとなくぐるぐる考え続ける。
考えようとして考えているわけではなく、
勝手に頭の中をぐるぐるしている感じ。
渦中にいるときは、
無自覚なことが多く
ハッピーになることよりも
気持ちが沈むようなことを
繰り返し考えていることが大半ではないかと・・
そういう無意識のぐるぐるの中に
自分を否定的に見る時間が多くあったのかもしれません。
「私ってだめだな。
何でいつも私はこうなんだろう。
きっと周りの人も、私のこと良く思っていないだろうな。」
みたいなことをぐるぐる知らないうちに考えているとき、
「ダメな自分」という前提が
どんどん自分の中にすり込まれていきます。
「無意識のぐるぐる」は、ちょっとやっかい。
でも、無意識のぐるぐるは、誰にでも発生する雑念で、
それを止めることは難しいです。
傷つくことがあったから
考えてしまうのです。
傷ついた気持ちを消化することと、
ぐるぐるに対応するスキルを身につけていくと、
すり込みを弱めたり、自分の前提を変えられたりします。
コロッと変わるのは難しいですが、
少しずつ、変化していくという感じ。
自分の身についている前提や生き方、
どんな経験で、どんな傷が生まれて、どんな思考が身についたのか？
自分の中にあるものだけれど、自覚できていない部分、
それらを知って、新しい自分を発見するのも楽しいかも。
取り組んでみたいと思ったときは
お声がけいただければと思います。
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