こんばんは、心理療法士の森口です。
例えば、
見捨てられ不安を感じている人は、
自ら見捨てられても仕方ないようなことを
言ったり行動してしまうことがあります。
それも無意識に、自分も気付かぬうちに。
そして、離れていく人を見て、
裏切られたとか、見捨てられたと思ってしまう。
または、見捨てられるのが怖いので
そうなる前に自ら離れる。
そのようなことを繰り返しながら生きているので、
やっぱりまた見捨てられた。
私は見捨てられる人。
どうせ人は裏切るもの。
自分は人とうまく関われない人。と、
どんどん思い込みや自己イメージを固め、
人への不信感も大きくなっていきます。
まるで、自分が見捨てられる人だということを
その都度確認している感じです。
本当に無意識の力ってすごいです。
自分はそんなつもりないと、意識上では思うのですから。
元は親に対する見捨てられ不安から始まることが多いです。
親との間の傷つき体験が影響しています。
見捨てられても仕方ないような言動や行動は、
自己イメージや思い込みから始まるもの。
無意識の行動としてあらわれます。
親との間の傷を癒し、
自ら見捨てられるような行動や言動をしていることに気づき、
自己イメージを変えていかない限り
永遠に繰り返し苦しさが増していきます。
見放されそうで怖いという気持ちがある方は、
そのスパイラルから抜け出したい、
変わりたいというお気持ちがあれば、
変わっていくことは可能です。
恋愛がうまくいかないという形で
見捨てられ不安が出ることも多いので、
いつも同じパターンの恋愛になりがちだという方は
少しご自身と向き合ってみるのも一つの方法です。
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